研究会意義

igi_1臨床における患者を対象に薬物動態と効果・副作用の変動要因の検索、解明を系統的、合理的 に行っていくことは、新医薬品の研究開発、市販後の調査・研究において必要不可欠な項目です。また、臨床開発データの国際的共同利用、特別な患者集団での 有効性・安全性の明確化、患者毎の個別治療などを進めていくためにも、薬物動態面からの検討は必要な基本的情報であると考えられます。本研究会は、 Population Pharmacokineticsを中心に上記情報を科学的、合理的に収集・解析するための手法とそれに関る諸課題の検討、ならびにその普及・発展に寄与 することを目的としております。

新医薬品開発のグローバル化の流れの中で、海外データの活用、ブリッジング試験や大規模なグローバル共同試験の実施など新医薬品の承認申請において薬物動 態情報が重要な情報のひとつとなっております。この領域に先進的な欧米に比べ、日本は未熟と言わざるを得ず、関係者が一丸となって諸問題の検討・解決を 図っていくことが重要です。本研究会では、国内外の専門家や当局専門家と一緒になって、最新の技術・情報を共有して各種問題点の解決、普及・啓発を図るこ とを意図しています。